朝鮮戦争中の集団虐殺など、ハンセン病患者に対する人権蹂躙が次々と明らかに


朝鮮戦争中の集団虐殺など、ハンセン病患者に対する人権蹂躙が次々と明らかに(ソウル新聞(韓国語)) 


朝鮮戦争勃発直後の1950年7月に慶尚南道咸安のハンセン病患者定着村「ムルムン」で発生した虐殺事件など、ハンセン病患者に加えられた人権侵害事例が、国家人権委員会の実態調査により初めて確認された。


人権委員会がソウル大鄭グンシク教授チームに依頼して今年3月から実施している「ハンセン病患者人権状況実態調査」で、風聞として知られていた朝鮮戦争中の左右翼による虐殺、70年代までの強制隔離、子供を生めないようにする断種手術実施などが、ハンセン病患者の証言によって続々と現われている。調査を担当した鄭教授チームは、全国に散らばっている88のハンセン病患者定着村を訪問して証言を収集し、今年12月に調査報告書を人権委員会に提出する。人権委員会では報告書を土台に、政府関連部処に対してハンセン病患者の補償と福祉のための政策を勧告する計画だ。


鄭教授は、「ハンセン病患者虐殺は、典型的な社会少数者に対する迫害の様相を見せる。権力維持のために社会的に排斥されているハンセン病患者を標的にした虐殺が繰り返された」と語った。更に「ハンセン病患者に対する人権侵害は単純な調査次元を越えて、過去史真相糾明委員会の調査項目に含めて真相を糾明し、適切な補償が行なわれるようにせねばならない」と明らかにした。


調査では、日帝が行なった隔離政策を光復後事実上放棄した韓国政府が、法的根拠なく1970年代後半まで全国のハンセン病患者を強制的に小鹿島(ソロクト)に送り、子供が生めないようにする断種手術を施行したという証言を確保するなど、口伝だけで残っているハンセン病患者虐殺と人権蹂躙の事実を資料化して修復した点に意義があると評価される。

  • 【関連】

【韓国】朝鮮戦争中の集団虐殺など、ハンセン病患者に対する人権蹂躙が次々と明らかに [10/31](2ch) 



( ´∀`)「これらの非道と日帝関係ないじゃないか。すべて韓国社会の所為ではないですか....」